マンガでわかるシンプルで正しいお金の増やし方
学んだこと
テーマ型投資信託の何がだめなのか?
投資信託は小口の資金でも実質的に数十、数百の株式に分散投資するのと同じ効果を得られる優れた運用手段
せっかくバランスが撮れた分散投資ができるのに、「AI関連」「ロボット関連」といった特定のテーマに偏るのはもったいない
いつどのテーマに投資するのがいいのかについて判断するのは、プロにも困難
「テーマ型投資信託」は人気を集めて株価が高値をつけている時に設定されやすく、
商品として売れやすいが、商品化と同時に値を下げやすい傾向がある
「テーマ型投信は、概して言えば、うまく行かない」とベテランの証券マンなら経験的に知っている
また、購入時手数料が2~3%、報酬率が1.5%と手数料が高い
投資について
リスクを取る投資は、国内外の株式に広く投資するインデックスファンド
リスクを取らない投資は個人向け国債変動金利型10年満期
年金と積立投資を正しく理解して安心できる老後を
公的年金は極めて破綻しにくい仕組みで、多くの人にとって老後に備える上で上手に利用したい仕組み
→ 毎年集まる年金保険料と国が投入する税金を右から左へと対象となる高齢者に支給する仕組み
将来、少子高齢化が予想以上に進んだり、積立金の運用に失敗したりして受け取る年金額や受給の条件が悪化することはありうる
年金が得かどうかは、人によるが普通の人にとっては加入しておいたほうがいい制度
→ 相対的に早死してしまった人、場外を通じて低所得のため年金の税制上のメリットを得られない人などは損になる可能性が高い
確定拠出年金の企業型と個人型(iDeCo)
確定拠出年金の賢い使い方
- なるべく大きな額で利用する
- 自分の資産運用の中でリスクを取る運用を確定拠出年金に集中させる
- 手数料の安いインデックスファンドで運用する
老後に備える
いくらためたらよいかは人による
- 厚生年金に加入しているサラリーマンなら、手取り収入の2割
- 国民年金だけのフリーランスなら3割くらい 現役自体に貯蓄、運用しておくと将来の生活の辻褄があう
「家は買うのが当たり前」ではない
持ち家または、賃貸の判断は家の値段次第
→ 家の購入を投資として考えた時に、家の価格が安ければ買うといいし、高ければ買わないほうがいい
賃貸では過剰消費に注意
賃貸暮らしでも、必要額を計算して将来に備えた貯蓄と投資をすること
賃貸暮らしの人は往々にして、過剰消費に陥り貯蓄額が不足する傾向がある
生命保険
十分な貯蓄があれば生命保険は要らない
保険料よりも自分で貯蓄、運用するほうが得
銀行とどう付き合うといいのか?
- 貯金は一人一行1000万円を守る
- 銀行貯金が貯金保険で保護される範囲は一人一行1000万円まで
メモ
32 テーマ型はダメ
36 リスクを取る投資 取らない投資
55 年金は破綻しない メリットが大きい
57 確定拠出年金
61 つみたて
81 持ち家
86 賃貸
115 保険
164 1000万円